丸の内を代表する老舗、東京ステーションホテル。
宿泊は敷居が高いけれど、ちょっと贅沢に食事はしてみたい、という方に朗報です。
なんと、東京ステーションホテルのカメリアというバーでは、5000円でランチが食べられます!
この記事では、東京ステーションホテルのバーであるカメリアがランチにおすすめな理由を3つ紹介します。
実際に提供されているメニューの実食レポートも合わせて解説。
東京ステーションホテルに10回以上宿泊、ホテル内施設の利用も合わせると20回を超える、東京ステーションホテルマニアの中山夫婦が解説しますので、ぜひ最後まで読んでください!
バー「カメリア」がランチにおすすめな理由3選
東京ステーションホテル内には、ロビーラウンジをはじめ、さまざまなレストランが入っています。
その中で、なぜバー「カメリア」がランチにおすすめなのでしょうか?
理由は以下の3つです。
1つ1つを細かく解説します。
予約可能なので席を確保しやすい
いざ、ランチタイムに食事をしようとしても、どこも満員で困ってしまったことはあるのではないでしょうか?
カメリアはランチタイムに予約が可能。
対して、ロビーラウンジはアフタヌーンティーメニュー以外の予約が不可。
待たずにランチを食べたいなら、カメリアのメニューを事前に予約するのがおすすめ。
席も予約の段階で、カウンター席かテーブル席かを選べます。
カウンターはお酒のボトルが並んでいる棚や、シェイカーを振るバーテンダーさんを見ることができる、雰囲気ある席。
パサージュ席は窓があるので明るく開放感があります。

テーブルも店内のものより広い大理石テーブルです。
通路と席を分けるオブジェや床の模様は、ブラン・ルージュの前身であるレストランの「ばら」をモチーフにしていて、ここだけのこだわり。
また、創建当時の屋根瓦が3枚のレリーフになっているのを眺められる席です。

スタッフの方に伺ったところ、アフタヌーンティーではパサージュ席の方がテーブルが広い分人気ですが、全体としてはカウンター席の方が人気が高いのだとか。
パサージュ席は、2名から利用できるようです。

確かに、店内テーブルよりテーブルが広い!
ゆっくりくつろいでもらいたい、という理由で丸テーブルから四角いテーブルにしたそうです。



なんと、レリーフとして飾られている創建当時の屋根瓦、触ってOKだそうです。
歴史をまさに肌で感じることができました!
本格的なセットメニューなのにリーズナブルな価格
カメリアの人気メニュー、「ホテル伝統のビーフシチュー」はプリンやドリンクがついてくるセットにしても、なんと5,300円。
他の定番メニューの価格も合わせてまとめるとこのようになります。
メニュー | 価格 |
黒毛和牛と彩り野菜の特製カリーセット | 4,400円 |
特製エビピラフセット | 4,400円 |
ホテル伝統のビーフシチューセット | 5,300円 |
一番高い、ホテル伝統のビーフシチューセットだけは5,300円で、5,000円を少しオーバーしてしまいますが、5,000円にちょい足しして東京ステーションホテル自慢の味を楽しむことができます。



どのメニューも美味しそう。価格もプチ贅沢にピッタリ。
これが東京ステーションホテルで味わえるなんて、驚きです。



自分たちはプラチナ会員なので、2%割引の5,194円で食べられました!
ゆったりとした時間を楽しめる客層
ビジネスマンが活躍する丸の内。
丸の内でランチをしようとすると、ビジネスマンが商談していたり、パソコンを広げて仕事をしていたりしてどこか忙しない気持ちになってしまうもの。
しかし、東京ステーションホテル内のバーであるカメリアには、ゆったりとした時間を楽しみたいという人が多いので、都会の喧騒をしばし忘れることができます。
パサージュ席では、カメリア店内の音も聞こえないので本当に静かでした。
時間の流れがゆっくりになったような錯覚に。
この時間も贅沢な体験として心に残ること間違いなしです。



ゆったりとした席で、静かにじっくりと美味しい料理と向き合うことができました。
伝統のビーフシチュー実食レポート
元々はブラン・ルージュの前身であるレストランの「ばら」が提供していたビーフシチュー。
「ばら」が「ブラン・ルージュ」としてフレンチレストランになるときに、ビーフシチューを出せなくなってしまいますが、この美味しさを絶やしてはいけないということで、カメリアがメニューを継承したのです。
その伝統のビーフシチューを実際にいただいたので、感想を紹介します。
サラダ


ノンオイルのにんじんドレッシングがかかったフレッシュなサラダ。
ドレッシングは隠し味にかつお節が効いているように感じました。
ノンオイルでも芯のある味のドレッシングだったので、少量でも野菜を美味しく食べられます。
シャキシャキの葉物野菜と玉ねぎがみずみずしくて、新鮮だと一口で分かる一皿です。
たまごサラダとポテトサラダも名脇役で、優しい味わいでした。



サラダですでに満足度が高くて驚き。
ビーフシチュー


一言で言うなら、まさに、「守り継いでくれてありがとう」という言葉がぴったり。
それほど、本当に美味しいビーフシチューです。
酸味とコクのバランスが絶妙。
シチューの中にはじゃがいもとお肉がゴロゴロと入っています。
主役のお肉はフォークがスッと入って、口の中でホロホロとほどけていくので、ナイフいらず。
付け合わせの温野菜も、シンプルな味付けがビーフシチューの美味しさを引き立ててくれます。
さまざまな野菜が取り合わせられていて、それぞれの野菜本来の歯ごたえや甘味が引き出されていて、付け合わせ一つまで丁寧に作られていることを感じられます。
パスタは、ミルククリームで和えられていました。



主役のビーフはまさに絶品!
やわらかいのに、しっかりと塊として食べ応えがありました!
ライスorパン
ライスはしっかりしたボリュームでした。


パンは、どのパンももちもちふわふわ。
チーズパンもシンプルな味なので、ビーフシチューにぴったり。
ビーフシチューに酸味があるので、パンを合わせる方がおすすめだと思いました。



ライスのほうが量はあるものの、シチューとはちょっと合わなかった気がします。
プリン


プリンは卵とバニラビーンズがふんだんに使われているので、カスタードクリームのようにコクがあって香り高い仕上がり。
一見小さな器に入っていますが、しっかりと深さのある器なのも相まって、食べてみると見た目よりボリューミー。
色とりどりのフルーツもプリンの上にぎっしりと乗せられていて、目からも楽しめます。
プリンだけでもオーダーしたいと思えるほど、とても満足度の高いプリンです。



カメリアのプリンは本当に美味しい!
ぜひランチはセットでオーダーして、プリンも味わってください!
コーヒーor紅茶
食後にコーヒーか紅茶を選ぶことができます。




紅茶はアールグレイのような華やかですっきりとした香りで、コクがあるプリンによく合います。
プリンがしっかりとした味わいなので、レモンやミルク、ガムシロップで悩んだら、ストレートで合わせるのがおすすめです。



コーヒーもブラックでお願いしました。
プリンの甘さが引き立つので、迷ったらブラックがおすすめ。
まとめ
今回は、東京ステーションホテルのバーであるカメリアでのランチをご紹介しました。
予約ができ、5000円というお手頃価格で本格的なランチを楽しめるので、丸の内でのランチはカメリアがおすすめです。
公式サイトからでも予約できますが、
下のリンクから、東京ステーションホテル自慢のビーフシチューをはじめとするプチ贅沢なメニューを探してみてください!


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