2025年に開業110周年を迎える東京ステーションホテル。
歴史と伝統ある東京ステーションホテルは宿泊だけでなく、食事を楽しむことができるレストランも入っています。
中でも、和食や鉄板焼きを食べられるのは、しち十二候。
しち十二候にはどんなメニューがあるのでしょうか。
また、価格帯、店内の雰囲気も気になりますよね。
今回は、東京ステーションホテルが大好きで10回以上宿泊している中山夫婦が、実際にしち十二候へ行って、食事を楽しんできました。
気になる店内の雰囲気や料理の味を詳しく解説します。
しち十二候は東京ステーションホテルの和食・鉄板焼レストラン
しち十二候は和食を提供するレストラン。
メニューの中には鉄板焼きもあります。
しち十二候までのアクセスと入口
東京駅丸の内南口改札口を出て正面にある、「ホテルB1Fエントランス(階段)」から階段でB1Fへ降りるか、東京ステーションホテルのメインエントランスから入って、中央エレベーターでB1Fへ降りてください。
B1Fに降りたら、右手に出ます。
廊下に沿って歩くと目の前に見えるお店がしち十二候です。
エレベーターを降りてすぐ右手に出ると、廊下に沿ってお手洗いがあります。
お手洗いを過ぎると目の前がしち十二候です。
ランチで提供されるコースメニューと価格
ランチで提供されるメニューは以下の通り。
海老天ぷら更科そば御膳 | 2,975円 |
一 膳 | 3,630円 |
華松花堂弁当 | 5,445円 |
会席コース | 9,680円 |
メニューと価格帯の幅が広いので、目的やニーズに合った選択が可能です。
また、東京ステーションホテルのサイトでは紹介されていないメニューもあるので、 しち十二候の公式ホームページや、予約サイト
今回食べたコースも、一休で見つけました!
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提供時間
平日は、11:30~14:30 (14:00 L.O.)、土日は11:00~14:30 (14:00 L.O.)です。
平日と土日でお店が開く時間が30分違うので注意してください。
11:30の開店時間に合わせて行ったけど、すぐに混んできたので、早めに到着しておくのがおすすめ。
予約も可能
しち十二候はランチでも予約が可能。
個室も料理とは別料金にはなりますが、使うことができます。
個室は席数が少ないので、予約は必須です。
テーブル席、カウンター席も、ランチのピークタイムである12:00~13:30は予約がすでに埋まっていることもあります。
しち十二候でランチを楽しもうと決めたら早めに予約をしておくのがおすすめ。
おすすめの時間はやはり、オープン直後の11:30か11:00。
空いているうちに鉄板焼きなどの料理を楽しめます。
混んでくると、どうしても先に来たお客さんの料理を提供してからになるので、食べるまでの待ち時間が長くなることも。
なので、オープン直後の時間の予約をおすすめしています。
私たちより後の時間に予約していたお客さんは、私たちの料理が提供されるまで待つことに。
食べられるまで20分くらい待っていました……。
ドレスコード
東京ステーションホテルには、フレンチレストラン「ブラン・ルージュ」のように、ドレスコードを設けているレストランがあります。
しち十二候にはドレスコードは設けられていません。
しかし、個室は結納や顔合わせなどのお祝いの場としても利用されています。
フォーマルな装いをしている人も多く訪れることを考えると、サンダルやダメージジーンズといった、過度にカジュアルな恰好は避けておいた方が無難でしょう。
華美である必要はないですが、ある程度よそ行きの恰好にしておいた方がお店の雰囲気とも馴染みます。
雰囲気
店内は白を基調としていて、高級で洗練された雰囲気。
カウンター席もテーブル席も、通路とはのれんのようなもので仕切られています。
なので、混んでいるのがわからないほど。
半個室とまではいきませんが、落ち着いて料理を楽しめます。
さすがに混雑する時間は案内する係の人やお客さんの声がガヤガヤ聞こえますが、視界にはあまり入ってこないので、その分ゆったり過ごせます。
カウンターは8席。
目の前がすぐ鉄板で、シェフが焼いてくれるのを間近で見ることができます。
8席しかないので、やはり予約をしておくのが吉。
鉄板焼きで油を使うのに、白を基調とした店内は清潔感もあります。
鉄板は1組の客の食事が終わるごとに磨いているそうです。また、目の前で焼いてくれているのに、服や髪の毛ににおいがつきませんでした。
「隠岐牛薄切りステーキランチ」の詳細と実食レビュー
今回のコースは「【特選鉄板焼ランチコース】国産黒毛和牛薄切りステーキ 季節の焼き野菜を添えて+選べる1ドリンク」を実際に食べてみました。
このメニューの価格は、一人あたり消費税・サービス料込みで6,040円で、今回は
メニューの詳細とレビューを以下にご紹介します。
先付 ひとくちアミューズ
今回のひとくちアミューズは三品。
- 黒毛和牛のミートタルト
- フランスパンにスモークチーズ(鉄板調理)
- キャロットラペ
ミートタルトは、牛の旨味がたっぷり。
タルトの生地もサクサクしていて美味しいです。
フランスパンにスモークチーズをのせて焼いたものは、スモークされたチーズの豊かな香りが鼻に抜けていきます。
フランスパンも鉄板で軽く焼いてあるので、香ばしい香りで食欲をそそります。
キャロットラペは、なんとしそ風味が効いた和風味。
さっぱりしていて、ミートタルトの旨味と合います。
キャロットラペがこんなに和風味になるなんて!
酸味がマイルドで美味しい!
季節のサラダ
季節のサラダは、白菜とみかんを合わせた冬らしいサラダです。
酸味が効いたドレッシングで爽やかに食べられます。
新鮮な白菜のみずみずしさと甘みが美味しいです。
みかんも甘く熟したものが丁寧にカットされて添えられています。
ドレッシングの酸味とみかんの甘みの対比がサラダにメリハリを付けてくれているように感じました。
上にトッピングされているのは、なんと、くわいのチップス!
ポテトチップスみたいな食感と甘みのある味で美味しかったです。
くわい、初めて食べたけど、こんなに美味しいものだったとは……!
隠岐牛薄切りステーキと彩り野菜盛り合わせ
メインのお肉は脂が程よくのっていて、旨味と歯ごたえがちょうどいいバランスでした。
薄切りのお肉でも、厚さは1cmくらいあり、枚数もたっぷり食べ応えあるボリューム。
ソースは醤油ベースでさっぱりした味。
塩、胡椒が振ってあるので、ソースに付けなくても、牛のお肉そのものの味が感じられて美味しく食べられます。
野菜は、緑と白が目に鮮やかです。
煮られた大根がだしの旨味を吸っていて、冬らしさを添えてくれています。
こちらも塩と胡椒で味が付けられているので、素材の味そのままでも美味しいです。
お肉と合わせて食べることで、お肉の旨味がより引き立ちます。
お肉は最後の仕上げでフランベ(アルコール分を含む液体を料理に加え、それに火をつける調理技法)をしてくれます。
立ち上る炎は迫力満点。
これを間近で見られるのもカウンター席の特権です。
お肉が甘くて本当に美味しい。
食べ終わってしまうのが惜しいほど。
フランベはびっくりしたなぁ。
ご飯、スープ、香の物
最後は、ご飯、スープ、香の物です。
ご飯は+700円でガーリックライスに変更可能。
おろしにんにくとニンニクの芽ををふんだんに使い、最後に醤油漬けしてあるにんにくで味をつけるという、なんとも贅沢なガーリックライスです。
ご飯の量もたっぷりご飯茶碗に一杯というボリュームなので、700円を足してガーリックライスに変更することをおすすめします。
スープは、牛のだしを使った優しい味のスープです。
刻んだみょうがが散らしてあって、さっぱりとした後味。
香の物は、昆布の佃煮と白菜の浅漬け。
白いご飯にもガーリックライスにも合います。
ガーリックライスにはにんにくがたっぷり使われていましたが、臭くなく、辛くなく、お肉にぴったりの美味しさでした。
まとめ
東京ステーションホテルの中の和食レストラン、しち十二候をご紹介しました。
和食だけでなく鉄板焼きも提供していて、メニューは様々。
価格帯も広く設定されているので、様々なニーズに合わせて利用することができます。
お手頃、とまではいきませんが美味しさや目の前で焼いてくれることを考えたら納得のお値段。
丸の内で和食や美味しい鉄板焼きを食べたい人にはおすすめです。
公式サイトからも予約できますが、
中山夫婦はいつも一休から予約しています。
ぜひ、迫力も美味しさも満点の鉄板焼きを味わってください!
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