東京ステーションホテル初宿泊はドームサイドがおすすめ!部屋からの景色は唯一無二!

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TSHドームサイドアイキャッチ

 東京駅舎内にある東京ステーションホテル。

 部屋タイプが多く、一見どんな部屋か分かりづらい名前も多いため、どの部屋を選ぶのかは悩むところ

 宿泊費も決して安くはありません。

 なので、特に初めての宿泊であれば、部屋選びには失敗したくないですよね?

 そこで、東京ステーションホテルに10回以上宿泊している中山夫婦が、おすすめの部屋タイプであるドームサイドを解説!

 これまで様々な部屋タイプに泊まってきましたが、迷ったらドームサイドにしています。

 東京ステーションホテルらしさが満喫できる、他のホテルには無い理由があるんです!

目次

東京ステーションホテルの部屋タイプ

 東京ステーションホテルには、11種類の部屋タイプがあります。

 東京ステーションホテルの公式サイトに載っている情報を表にまとめました。<2024年7月更新>

東京ステーションホテルの部屋タイプ一覧
部屋タイプ概要広さ料金※
パレスビューホテルの中央に位置し、駅前だけでなく、皇居まで見える。40~55m282,994~110,114円
メゾネット部屋の中に階段がある2階建ての客室。1階がリビング、2階がベッドルーム。65m2118,858円
ドームサイド南北のドームの内側。眼下には改札が見える、東京ステーションホテルならではの部屋であり、全部屋タイプの中で最安値30~44m258,608~83,644円
シティビュー南北のドームの外側。斜めから丸の内の街並みを見ることができる。40m281,150円
パレスサイドホテルのほぼ中央に位置し、皇居も見える。34~45m266,488~92,422円
サウスウイング丸の内南口側の3階、レストランエリア真上に位置する。40~50m280,150~97,682円
クラシックJR中央本線高架ホームが隣接している部屋。47m276,370円
ジュニアスイートリビングスペースまである広々とした部屋。行幸通りに面している。58m2117,208円
メゾネットスイートメゾネット同様2階建ての部屋。より広々とした空間を楽しめる。72~120m2242,272~372,060円
アンバサダースイートホテル4階、レストランアトリウムの隣にある部屋。キングとツインの1部屋ずつ。95m2398,018円
インペリアルスイートホテル中央にある特別室。173m2不明

※2024年12月10日(火)からの1泊2日、大人2名で検索をした料金。(2024年7月26日に検索した中で最安日)
 全部屋タイプで対象となっているプラン「【JRホテルメンバーズ優待】 国の重要文化財で記憶に残るひとときを(食事なし)」で料金を比較している。
 同じ部屋タイプでも、ベッドの種類(ダブル、ツイン、キング)や部屋の広さの違いによって、料金に幅がある。

東京ステーションホテルの各部屋タイプの解説はこちらから

ドームサイドの特徴

 東京ステーションホテルのドームサイドの特徴を解説します。

丸の内北口と丸の内南口の計28部屋

 東京駅のドームは南北に1つずつ。

 そのため、ドームに沿って配置されるドームサイドの部屋数は、丸の内北口に面する14部屋と、丸の内南口に面する14部屋を合わせて28部屋です。

 東京ステーションホテルの客室は全部で150部屋

 なので、およそ7部屋に1部屋の割合で、ドームに面している部屋があることになります。

 常に空きがあるとは限りませんが、ドームサイドより高額なタイプの部屋よりも予約は取りやすいです。

れい

コンパクトタイプ(30m2)とスーペリアタイプ(44m2)があります。ツインはスーペリアタイプにしかありませんが、ダブルであれば比較的安く泊まることができます。
ちなみに、スーペリアタイプは南北のドームに1部屋ずつしかないため、予約はお早めに‥‥。

人混みや電車でうるさい?

 利用人数の多さは日本屈指の東京駅。

 その改札口に面している、ということもあり、ドームサイドの部屋はうるさいのでは?と不安を感じる人もいるでしょう。

 結論から言うと、部屋の中はとても静かです。

 どの部屋タイプにも言えることですが、防音設備がしっかりとしていて、改札口の騒がしさは遮断されています。

 静かな部屋の中から改札口を見下ろすと、多くの人が行き交っているので、何だか不思議な心地に。

 電車の走行音も聞こえないので、都会の喧騒から離れてくつろぐことができます。

ゆう

とても静かなので、夜もぐっすり眠ることができます。
改札口に面している部屋だと信じられない位です。

ドームサイドの部屋の様子

 ドームサイドの部屋の中はどうなっているのでしょうか?

 実際に宿泊した際、れいが撮影した写真をお見せしながら解説していきます。

クローゼット:アイロンまで完備

 扉から部屋に入ってすぐ横にクローゼットがあり、アウター、トップス、ボトムスなど、それぞれ衣服に合わせたハンガーが準備されています。

ドームサイドのクローゼット
クローゼット(ドームサイド)

  リセッシュ(消臭スプレー)も準備されているので、その日、服に付いてしまった臭いなどを翌日に持ち越さず、清潔感を保てます。

ドームサイドのリセッシュ
リセッシュ(ドームサイド)

 アイロンとアイロン台も部屋に完備されているところが嬉しいポイント。
 多くのホテルは貸出用品であるため、使いたいときにはフロントに連絡をしなければなりません。
 しかし、部屋に完備されているとフロントに連絡する手間が省けます。

ドームサイドのアイロンとアイロン台
アイロンとアイロン台(ドームサイド)

 ホテル内のレストランは、ドレスコードが決まっている場合があるため、スーツをはじめ、パリッとシワのない状態にしたい服を持ってきても安心です。

れい

宿泊したときは、バー カメリアでのディナーだったため、アイロンとアイロン台を使用しました。

洗面所:明るく広いので使いやすい

洗面所(ドームサイド)
洗面所(ドームサイド)

 明るくて広く、清潔感のある洗面所です。

 蛇口から水を出しやすいハンドル設計が、幅広い客層への心遣いを感じます。

 写真には写っていませんが、普通の鏡だけでなく、横に拡大鏡もついているので、メイクや身だしなみのチェックも簡単。

 歯ブラシや綿棒、ボディタオルといった、消耗品のアメニティも用意されています。

歯ブラシやせっけんなど(ドームサイド)
歯ブラシやせっけんなど(ドームサイド)

 ドライヤーも完備されているので、男女問わずいつでも快適に身だしなみを整えられるスペースになっています。

ゆう

洗面台は広いので、メイク道具を広げても落ちたりしないし、鏡が大きいのでメイクをしやすい!

リビング:東京ステーションホテルならではの景色を満喫

 大きな窓のカーテンを開ければ東京駅丸の内改札が眼下に広がります。
 夜は人がいない改札口を見ることができるのも東京ステーションホテルならでは。

深夜の改札口(ドームサイドより)
深夜の改札口(ドームサイドより)

 窓からは東京駅舎のドームを飾るレリーフが大きく見え、特別感のある景色を楽しめます。

 この点がドームサイドの部屋の一番の見どころであり、唯一無二のメリット。

部屋からドームを見上げる(ドームサイド)
部屋からドームを見上げる(ドームサイド)

 設計者である辰野金吾の遊び心や、日本の玄関口として百年以上続く東京駅舎への思いを感じ取ることができます。

 辰野金吾が東京駅舎にちりばめた遊び心の詳細は下の記事で紹介しています。

部屋の内装:便利ながら、ラグジュアリー

 部屋の中は以下のようになっています。

リビング(ドームサイド)

 写真左端の大きなテレビは、テレビ放送はもちろん、朝食会場であるアトリウムの混雑状況も見ることができるので、ぜひ活用してください。

ゆう

テレビから流れるBGMもいろいろ種類があり、優雅な時間を演出してくれます。

 1人1脚のゆったりとしたソファーに身を沈めると、心地よさに思わず幸せなため息が漏れます。

 また、リビングには大きな机も備え付けてあり、引き出しの中にはサービスガイドだけでなく、宅配便の伝票や便箋も入っています。

机(ドームサイド)
机(ドームサイド)

 旅を満喫して予想外に荷物が増えても大丈夫

 また、東京ステーションホテルの便箋で手紙を書いて、近くにある商業施設、KITTE内の東京中央郵便局から風景印付きでお便りを出したら驚かれることでしょう。

れい

ホテルのメモ帳は原稿用紙風でおしゃれ。また、ホテルのステッカーは持ち帰ることができます。是非記念に。

 また、眼下の改札を眺めながらの食事(ルームサービス)もおすすめです。
 「旅ソム」というサイトで詳しく紹介していました。

ミニバー:ソフトドリンクもお酒も充実

 ミニバーには電気ケトルと一緒に、コーヒーやお茶のサービスがあります。
 その上、氷を入れるアイスペールやグラスも揃っているので、ホッと一息つきたい人にも、お酒を楽しみたい人にもありがたい充実ぶり。

ミニバー(ドームサイド)
ミニバー(ドームサイド)

 ミネラルウォーターは計4本サービスで、そのうちの2本は冷蔵庫内に入っています。

冷蔵庫の中(ドームサイド)
冷蔵庫の中(ドームサイド)
ゆう

冷蔵庫内の飲み物は、ミネラルウォーター以外は有料なので注意してください。

トイレ:機能的で快適

 トイレは洗面台脇に配置されています。

トイレ(ドームサイド)
トイレ(ドームサイド)

 十分なスペースが確保され、ふたの自動開閉機能、ウォシュレット機能などが付いているトイレなため、不便な思いはゼロ。

 清掃済みを表す、トイレットペーパーの三角折りには「TSH」のエンボス加工が施されています。

ゆう

初めて「TSH」のエンボス加工を見たときはびっくり。
ゲストを楽しませようというホスピタリティに嬉しくなりました。

バスルーム:ゆったりと疲れを癒せる空間

 洗い場、バスタブともに広くゆったりとくつろげる空間です。

バスルーム(ドームサイド)
バスルーム(ドームサイド)

 シャンプー、コンディショナー、ボディシャンプー、シェービングジェルは、ホテルオリジナルのもの。
 側面の切符型シールが、東京ステーションホテルは東京駅舎内のホテルだということを物語っています。

シャワージェル、シャンプー、コンディショナー、ボディローション
シャワージェル、シャンプー、コンディショナー、ボディローション

 シャワーも手持ちタイプと天井備え付けタイプの両方があるので、日本の浴室をあまり使い慣れていない人も安心して体を洗えます。

れい

部屋タイプがメゾネットタイプ以上だと、ブルガリのシャンプー類にグレードアップします。

ベッド:安眠をサポートするマットレスと枕

 ベッドは標準的なサイズで、しっかりとしたマットレスが敷かれています。

 枕が2つあるので、高さも自由自在。

ベッド(ドームサイド・ツインタイプ)
ベッド(ドームサイド・ツインタイプ)

 掛け布団は厚みがありながらふかふかしていて、パリッとした清潔なシーツ、布団カバーと合わせて体を包み込んでくれます。

 毛布はお願いすると貸してくれるので、好みや宿泊時の天候に応じて暖かさの調整が可能。

 快適に休んで、体の疲れを癒すことができます。

ゆう

抱き枕も常備されているのでどんな寝方にも対応!

天井:高い天井にきらめくシャンデリア

 3.9mもの高い天井に、立派なシャンデリアが部屋のラグジュアリーな雰囲気をより醸し出してくれます。

天井とシャンデリア(ドームサイド)
天井とシャンデリア(ドームサイド)

 高級ホテルにふさわしい美しさなので、特別感や非日常感を盛り上げてくれる内装となっています。

れい

大きなシャンデリアでも圧迫感を感じない天井の高さは、さすがドームサイド!

まとめ

 様々な宿泊客のニーズに合わせた部屋を展開している東京ステーションホテル。

 数ある部屋の中でも中山夫婦がおすすめするのは、やはり「ドームサイド」です。

 価格は他の部屋と比べてお手頃なものの、見どころや快適に滞在するための工夫が随所にあり、価格以上に価値のある部屋だと中山夫婦は感じています。

 窓から東京駅の改札口を見られるのはドームサイドだけ。

 そんな唯一無二のドームサイドの予約は、即時ポイント還元されるが便利でお得です!

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