100年以上の歴史を持つ東京ステーションホテル。
一度は泊まりたいホテルにランクインするほど、高級かつ憧れのホテルとなっています。
宿泊となると40000円は下らない価格帯ですが、ロビーラウンジならディナーでも3000円ほどで楽しむことができます。
東京ステーションホテルに10回以上宿泊した中山夫婦が、そのロビーラウンジの雰囲気やメニュー、アクセス、おすすめの時間帯について解説。
この記事を読むことで、ロビーラウンジの様子を知ることができます。
- セットメニューは手軽な価格帯で量も楽しめる。
- ドレスコードは設けられていないが、きちんと感のある装いが無難。
- おすすめの時間は昼前か昼後。混雑する時間は15時頃。
- 値段は手軽でもサービスの水準は一流。
- ロビーラウンジへの行き方は丸の内南口改札から。
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この記事は2023年12月28日時点の情報です。
ロビーラウンジとは?
東京ステーションホテルのロビーラウンジとは、どのような場所なのでしょうか?

アクセスなどの基本情報について、まずは解説します。
東京ステーションホテルのレストランの1つ
東京ステーションホテルは東京駅直結の高級ホテルです。
東京ステーションホテルには、10以上のレストランやバーがありますが、一番入りやすい位置にあり、値段も手頃なのがロビーラウンジです。

他のお店も利用したことはありますが、お値段が高いのは否めないところ……。


アクセス:丸の内南口からラウンジ入口へ
東京ステーションホテルは、東京駅の丸の内側を南北に覆っている横長のホテルです。


ロビーラウンジへの行き方に困るかもしれないですが、「丸の内南口」の改札からだと屋内を通って行けるため、雨の日でも安心です。





もちろん、東京ステーションホテルの入口(フロント)からも入れます。


夜でも手頃な値段のメニューあり
ロビーラウンジは、東京ステーションホテルの中では唯一、朝から晩まで利用できるレストランです。
しかも、ディナーの時間帯でも約3000円の「セットメニュー」が選べるという手頃さ。
その「セットメニュー」の品目は以下の通りです。


「LIGHT MEAL」で紹介されている「セットメニュー」は、ランチとディナーの時間帯に注文でき、約3000円というお値段で前菜やスープまで楽しめます。



料理の名前が1つ1つおしゃれ!



確かに2600円~3400円で食べられますね!
ドリンクメニューやスイーツメニューが充実
ラウンジということもあり、仕事の打ち合わせなどで来ている方々が多いロビーラウンジ。
そういった方々はドリンクやスイーツだけを注文する場合が多いため、それらのメニューも充実しています。


予約できるのは朝食と限定メニューのみ
土日祝の昼間や平日の15時頃は大変混み合うロビーラウンジですが、予約ができるのは一部メニューのみです。
その一部とは、朝食と限定メニュー!
朝食は8:00~9:30に限り予約が可能、限定メニューというのはアフタヌーンティーなどの一部の数量限定メニューです。
そのため、朝食以外の予約は基本的にできないと考えておきましょう。



当初の予定では、朝食を食べて丸の内で朝活! ‥のはずが、朝食の残り予約残数が1で、予約できませんでした。
予約に関しては、東京ステーションホテル公式サイトや



朝食に関しては、早めの予約が吉です!
公式サイトだと、なぜか予約残数がほとんどないため、一休.comがおススメ!
ロビーラウンジでの朝食メニュー「ムニュ ナチュール」の解説記事はこちら!


ランチメニューを実食レビュー
ラウンジ内の雰囲気
気になるラウンジ内の雰囲気はこんな感じ。(季節や時期によって装飾や配置は変わります)


宿泊者限定の朝食会場にも使われる、同ホテル4階のアトリウムとよく似た落ち着きもありますが、1階でロビーラウンジという開かれた場であるがゆえの華やかさもあります。


ドレスコードはなく、他のお客さんはスーツだったり、カジュアルなパーカー&ジーンズだったり様々でした。
ただ、場の雰囲気に合わせたいという方は落ち着いたテイストのファッションで行くと良いでしょう。



老舗百貨店に行くような装いがちょうど良いかと思います。
予約のできないランチタイムでしたが、ゆったりとした席に通してもらえるほど空いていました。
ランチ開始時刻である11:00に合わせると、平日はゆったりと楽しめるでしょう。



逆に、土日の11:00は公式サイトにも「大変混雑する」と書かれるほど混んでいるようです。



平日は15:00頃が混んでいます。
商談するビジネスマンやティータイムを楽しみに来た人でにぎわい、入口に列ができているほど。
メニュー選び
我々が注文したのは、前述の「セットメニュー」。
メイン料理は
- れい:黒毛和牛と彩り野菜入りカレー(3100円)
- ゆう:津軽鶏のハーブ風味焼 季節野菜とチーズパン添え(3400円)
でした。
メイン料理単品だとそれぞれ2600円と2900円ですが、+500円で本格的なスープとサラダも味わえるので、セットにすることを強くオススメします。
アレルギー・好き嫌いの確認
注文が終わると、東京ステーションホテルの超一流ホスピタリティが、ロビーラウンジでも登場します。



アレルギーや苦手な食材はありますか?
ブラン・ルージュ同様、ロビーラウンジでも聞いてくれます。
特にアレルギーについては、念入りに該当食材がメニューに入っていないかを確認してくれました。
好き嫌いについても、その食材が入っているかどうかだけでなく、調理方法まで確認してくれて、美味しく食べてほしいという思いを感じました。



キウイがアレルギーです‥‥。



ご主人のカレーにキウイが少し使われていますので、シェアする際は気を付けてください。



そこまで予測してくれているのか!
セットメニュー共通のサラダとスープ
まずはスープとサラダが運ばれてきました。
この日はビーフブイヨンスープと、ブドウビネガードレッシングをかけたサラダでした。





スープも野菜たっぷり。
冬のこの時期に体があたたまるメニューです。
時期によって、スープやサラダの中身は変わるので、時期を変えてまた行きたいです。




黒毛和牛と彩り野菜入りカレー
まずはれいのメイン料理。


パプリカ、しいたけ、ズッキーニなどによる彩りが美しい!
スパイスの香りが芳醇で、辛さまで本格的でした。
また、福神漬けとラッキョウも嬉しいですね。



市販のレトルトカレーで言うと「辛口」以上。
辛いのが苦手な人は要注意。
津軽鶏のハーブ風味焼 季節野菜とチーズパン添え
次はゆうのメイン料理。


こちらはボリューム満点のチキン。
大きなチキンに、彩り野菜やかわいいコロッケ、チーズパンが添えられています。



チキンの旨味とハーブの香りの爽やかさが、豊かなハーモニーを奏でていました。
食後のティータイム
ここからはオプションです。
せっかくなので、東京ステーションホテルのロビーラウンジでしか味わえないメニューを注文しました。
れいは緑茶、ゆうは紅茶です。


(タイムレスエレガンス)


(エバーラスティングストーリー)


紅茶や緑茶は、ティーポットで運ばれてくるため、2.5 杯分楽しめます。
しかも、食後に嬉しい「ロンデル」というメニュー名の米粉のフィナンシェ付き。



アールグレイがベースなので柑橘の爽やかな香りが豊かに広がります。
そっと香るショコラが程よく甘い香りなので食後にピッタリ!
2000円という価格ですが、極上の時間を味わえます!


(東京ステーションホテル珈琲物語)



コーヒーにすっぱさはなく、苦みもあまりありません。
香り高く、マイルドな味わい。
まとめ
東京ステーションホテルのロビーラウンジは、良い意味であまり重厚感がなく、入りやすい雰囲気です。
東京駅直結というアクセスの良さもさることながら、お財布にも優しく高級ホテルの味を楽しめます。
特に、11:00からの「セットメニュー」は以下の点からおすすめ!
- 値段が3000円前後
- セットなら野菜たっぷりのスープとサラダも味わえる
- 質だけでなく量までたっぷり
土日の昼は混むので、平日の11:00か13:00を狙うとお料理だけでなくゆったりとした時間も楽しめます。
ホテルだからお上品な量‥‥ではなく、お腹をしっかりと満たしてくれるロビーラウンジのランチ。
泊まるのはハードルが高いけど東京ステーションホテルの雰囲気を知りたい、手軽にプチ贅沢を丸の内でしたいという方にはぴったりです!
アフタヌーンティーなどのコースメニューであれば、
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